ピアニスト 加藤哲子
Satoko Kato
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ヨーロッパで音楽活動をして20年になります。学生のころから、ヨーロッパの文化にとても興味があり、クラシック音楽、特に室内楽や歌曲伴奏を勉強するに至ってその根本を知りたくて、留学しました。
ヨーロッパのアーティストの表現に魅了され、なぜ彼らの音楽は、心をゆさぶるのか、元を知りたいという気持ちが強くありました。
出会った先生、同僚、他のアーティストととことん勉強できる環境を得られたことは、非常に幸せなことでした。
現在は、リート伴奏、コレペティトーアとして働いている他、夫とコンサート・シリーズをやってきた他、独立した音楽レーベルをたちあげ、録音もてがけています。
テノールのラファエル・ファーヴルとリート・デュオは、10年になり、ヨーロッパの音楽祭で歌曲リサイタルに招聘される他、日本でも歌曲リサイタルを行なっています。
CD ゴールドベルク変奏曲批評
加藤哲子は、2つのマニュアルを持つチェンバロではなく、現代のコンサートピアノで、独自のアプローチを見つけることができた。20世紀に至るまで、バッハの受容を形成してきた19世紀のロマンティックな音のイメージからは遠く離れている。同様に、彼女は個々のパフォーマーの根本的な主観主義を避けている。
バッハ時代にはまだなかったダイナミックの段階的変化や小さなリタルダンディなど、楽器の可能性を活かし、特に第6変奏と第15変奏では見事なヴィルトゥオージティを発揮している。
これは原音ファンのためのバッハではなく、むしろ、さまざまなアプローチを知った上で、そこに徹底的に新しい音を加えた録音である。

SARU music
夫の録音技術師ルドルフ・ベックと独自の音楽レーベルを立ち上げました。録音と音楽プロデュースを手掛けています。取り扱いは、CDとダウンロード(ハイレゾ含む)を取り扱っております。
アーティストの方の録音も手掛けていました。録音に興味のある方は、遠慮なくお問い合わせ下さい。
www.sarumusic.com

リートデュオ Favre−Kato
2011年よりデュオで、コンサートや国際音楽祭で演奏しています。日本では、平成28年度文化庁芸術祭公演「詩人ハイネの世界」、2019年東京都北区文化振興財団主催、北とぴあ国際音楽祭でリサイタルを行いました。CD「Folksong Arrangements」はスイス音楽新聞に高く評価されました。(令和元年文化庁文化祭レコード部門参加)
リートセミナー
コロナ自粛期間にオンライン・ライヴで歌手とピアニストのための5回の講座を行いました。詩と音楽分析を重点に置いた講座です。教材、動画を提供しています。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。