リートセミナー Online 2
2020年10月5(月)6日(火)9日(金)10日(土)
4日間集中講座
リートセミナー Online 2 の内容
詩の理解、朗読、そして詩人についても楽曲分析を行いながら、リート解釈にせまります。
第2回のテーマでは、シューマンの「若者のための歌曲アルバム」Op 79 から10曲をとりあげます。
29曲からなるこのアルバムは、最後のミニョンが有名です。この曲集には、全11名の詩人と民謡調が入っていて、シューマンが、当時の良い詩人を選んで、良い教育を若い世代に伝えようという意図が伝わってきます。また当時は、5月革命という市民とブルジョワとの戦争、政治背景が、作曲に影響されているのも興味深いところです。
このセミナーでは、8人の著名な詩人、ゲーテ、シラー、メーリケ、リュッケルト、ガイベル、アンデルセン、クレトケ、ファッラースレーベンについても触れる他、民謡調「子供の不思議な角笛」の歌曲も取り上げます。当時の習慣、風習を知ってさらに詩を理解して、味わいましょう。ユーモアのある詩や、小曲ながらも珠玉の歌曲が入っています。
セミナーの前に教材と朗読をお送りします。今回は、カトリン・グラフ先生の朗読をお届けします。
ゲストのラファエル・ファーヴルは、前回のディクションの助けなどありましたが、良い例、悪い例の両方を示してくれます。
セミナーでは、一人一人に質問をしたり、朗読演習をしてもらったり、アクティヴに参加していただきます。
ピアニストにも歌詞の理解を願います。ドイツ語のひとつひとつの言葉だけではなく、文章の流れと重みがわかると音楽との絡み合いがすっきりわかり、演奏が明快になります。
対象
リートを愛する歌手とピアニスト。そして聞き手。
Onlineでリートの知識やスキルを伸ばしませんか?



講座 1 : ジプシーの歌
10月5日(月)20時
ガイベルの詩より、「ジプシーの歌I,II」Zigeunerlied. I. und II (Geibel)
子供の不思議な角笛より「ふくろう」 Käuzlein (des Knaben Wunderhorn)
60 min.
講座 2 : 慣習
10月6日(火)20時
クレットケ詩、眠りの精
Der Sandmann (Kletke)
アンデルセン詩、クリスマスの歌
Weihnachtslied (Andersen)
ゲーテ詩、散歩する鐘
Die wandelnde Glocke (Goethe)
60 min.
講座 3 : 春が訪れますように!
10月9日(金)20時
ファッラースレーベン詩、「春の到来」Frühlings Ankunft (Fallersleben)
シラー詩、「牛飼いの少年の別れ」
Des Sennen Abschied (Schiller)
メーリケ、「それは春だ」
Er ist’s (Mörike)
60 min.
講座 4 : ミニョン「君が知るや、南の国」
10月10日(土)20時
リュッケルト詩、「待雪草」
Schneeglöckchen (Rückert)
ゲーテ詩、ミニョン「君が知るや、南の国」
Mignon, kennst du das Land (Goethe)
60 min.
加藤 哲子(さとこ)
指導のモットー
私の指導のモットーは、レッスンや講座を受けたことにより、やる気やインスピレーションをもってもらえる時間を提供すること。理解を深める事によって、自分でチャレンジしてみていただければ幸いです。見真似のレッスンではなく、ファンタジーや自分の個性を認識して、実力をつけていって欲しいと願います。
1講座 のお申し込み
1回の動画講座は、3000円。
お好きな講座だけのお申込みが可能です。
教材、詩の朗読付き。
4講座一括のお申し込み
4回の講座のお申込みは、料金が割安になります。全1万円。
教材、詩の朗読付き。
動画をお申し込む方も同料金です。
リートセミナーオンラインのお申し込み
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セミナー費用は、セミナー終了までに、ご案内した口座にお振込ください。
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